平成24年8月29日(木)本日現場に行ってみると防湿防蟻シートが引かれ、捨てコンクリートまでの工事が完了しておりました。

防湿防蟻シート
捨てコンクリートは構造上における耐力的な役割はありません。
- 目的は!
- 1.コンクリートを流すことにより、地盤を滑らかにすること。
- 2.上記により基礎の型枠・建物位置を正確に出す墨出しが可能になる。
- 3. 基礎底盤の鉄筋のかぶり厚の確保がより正確に出来るようになる。
一番の目的は2の正確な墨出しのためでしょうね。住宅で肝心な基礎の位置が正確に出せないと、どうしょもないですからね。

ひび割れ
こんな感じでひび割れがありますが問題ありませんのでご安心を。ない事に越したことはないのでしょうが。

一番深いところ
ここは一番深く掘削してあるところです。構造的に重要な所なのでしょうね。配筋検査の時に工事監督さんに聞いてみます。

明細
- 防湿・防蟻シートM50
- 巾2m
- 長さ50m
- 厚み0.1mm
- 素材:PE樹脂素材
- フクビ科学工業会社
- 地面からの湿気・白アリの進出を防ぐ役割をする。
PE樹脂ですので腐る心配がないので安心です。都市ガスなどで使用する埋設管も現在は鉄でなくPE樹脂からなるPE管で埋設部は施工される時代です。デメリットは直射日光に当たると弾力性などがなくなり乾いてしまうので割れやすくなったり、破れやすくなったりする点です。冷暗所(5~30℃)で保管とありますが、夏だと毎年猛暑続きなので商品管理が大変そうですね。実際に触ってみましたが、薄いので非常に破れやすそうです。

つなぎ目のテープ
このように防湿・防蟻シートの継ぎ目はしっかり専用のテープで繋いであります。隙間があると湿気や白アリが出てきてしまいますからね。人間も嫌いなジメジメ・じとじとした湿気は家も木材も大嫌いと言うことですね。カットです。
さぁ~次回から、いよいよ墨だし後に型枠をして配筋作業に入っていくのですかね。また、レポートします。
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