平成24年11月7日(水)本日からロックウール90mmを壁に敷きつめていく作業です。(※16日くらいまで行っていた作業です。随時、記事を足していきました。1日での作業ではありません。)

ロックウール
先週末に大量の断熱材が教室に搬入されました。

壁用90mmと天井用55mm
壁用90mmと天井用55mmの2種類です。

施工注意点
- ◆注意事項
- 1.雨水に濡らさない。
- 2.空気層を室外側に向ける。
- 3.防湿層を室内側に向ける。
1.は当然のことですが、大工さんのOさんが2.3も徹底して行うと言うことです。

防湿層と空気層
こんな感じになっております。防湿層は室内側に向けて断熱材・ロックウールが湿気を吸い込まないようにするためです。といっても完全に吸い込まないわけでもないので空気層(細かい穴)から外壁の合板を通じて湿気を外に出しています。その時にVFフェルトの1.1mmの突起物で出来た隙間(空気層)から湿気が上下に拡散されて外に排出されていきます。そのため建物が湿気で傷まないというわけです。外からの湿気はVFフェルトがしっかりガードしてくれるので大丈夫ということです。『呼吸する壁』のおかげです。

実測してみました。
大工さんにサンプルをもらい明るいところで撮影してみました。90mmは実際に手に取ってみると分厚いです。空気層も細かくたくさん空いております。手で反対側から押してみると『スゥー』と空気が出てきます。

教室の断熱材
教室西側・キッチン前面の壁面です。ツーバイフォーなので筋交いなどなくキレイに収まります。425mmの幅のロックウールですのでそのまますっぽりハマり施工しやすいそうです。

寝室&ロフト部
寝室とロフト部分です。キレイにスッポリ入っています。

DSパネルと組み合わせで魔法瓶
ロフトと天井部です。DSパネルと組み合わさり魔法瓶状態になっていきます。
しかし、このまま石膏ボード張ってしまう事はしません。ロックウールの守護神の登場です。↓

ベーパーバリア設置
ベーパーバリアの登場です。いくら断熱材に防湿層があるからといっても室内の寒暖差でできる水蒸気や湿気を完全にガードできません。そこでもうひと手間かけてベーパーバリアを張っていきます。室内からの湿気をシャットアウトします。大工さんも大変です。

こちらもキレイに設置
1週間くらいかけて1F・2Fの外側の壁に断熱材・ロックウールを入れてからベーパーバリアを貼り付けます。それから石膏ボードを張っていく工程です。
良く2×4ツーバイフォーの壁の中は空気が全く入らないから断熱材が腐ると言う人もいます。しかし、現在の三井ホーム工法・家づくりでは、それはなさそうです。工事を毎日ずっと見てましたが、躯体を守るための工夫が室内・屋外(外壁)など様々な所に細かく施されております。湿気を最終的には『呼吸する壁』で外に拡散できるようになっております。

呼吸する壁
仮に断熱材が腐食して問題になっていれば三井ホームはもう潰れているもしくは存在していない。大騒ぎになっているはずですしね。10月29日からの工事は近くで見れてホント良かったです。三井ホームのすばらしさを目の前で見ることが出来ました。質問は、作業の邪魔にならないように休憩時にいろいろと教えていただきました。
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